キカラスウリ
- はるみ 菊池
- 2月14日
- 読了時間: 2分
和名:キカラスウリ(ウリ科)
方言:カラスウリ

カラスが好んでこの実を食べるといわれています。8~9月頃に白い花を咲かせますが、5弁花の先が糸のように細かく裂けており、非常に特徴的な花を持ちます。根は太く、見た目がサツマイモに似ています。
秋に熟した実は果実酒にするのが一般的です。ホワイトリカーや40度の焼酎に漬けることで、独特の風味が楽しめます。また、果実を砕いて練り、ひび割れやアカギレ、シモヤケのケアに用いることもできます。さらに、生の根をすりおろして腫れ物に貼ると、鎮静効果があると伝えられています。
キカラスウリの果実酒
材料(作りやすい分量)
キカラスウリの実 … 3〜5個
ホワイトリカー(または40度焼酎) … 1.8L
作り方
キカラスウリの実をよく洗い、水気を拭き取る。
ホワイトリカー(または焼酎)を注ぎ、しっかり蓋をする。
直射日光の当たらない場所で3か月以上熟成させる。
お好みで半年〜1年寝かせると、よりまろやかに仕上がる。
★ 飲み方アレンジ・ ロックやソーダ割りで爽やかに・ はちみつやレモンを加えて風味をプラス
キカラスウリの薬用活用
① ひび・アカギレ・シモヤケのケア
熟した果実をすりつぶし、患部に塗り込む。
乾燥が気になる場合は、オイルと混ぜると塗りやすい。
② 腫れ物のケア
生の根をよく洗い、すりおろす。
ガーゼや布に包んで患部に貼る。
1日1〜2回交換しながら様子を見る。
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