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キカラスウリ

和名:キカラスウリ(ウリ科)

方言:カラスウリ


キカラスウリの実
キカラスウリの実

カラスが好んでこの実を食べるといわれています。8~9月頃に白い花を咲かせますが、5弁花の先が糸のように細かく裂けており、非常に特徴的な花を持ちます。根は太く、見た目がサツマイモに似ています。

秋に熟した実は果実酒にするのが一般的です。ホワイトリカーや40度の焼酎に漬けることで、独特の風味が楽しめます。また、果実を砕いて練り、ひび割れやアカギレ、シモヤケのケアに用いることもできます。さらに、生の根をすりおろして腫れ物に貼ると、鎮静効果があると伝えられています。

キカラスウリの果実酒

材料(作りやすい分量)

  • キカラスウリの実 … 3〜5個

  • ホワイトリカー(または40度焼酎) … 1.8L


作り方

  1. キカラスウリの実をよく洗い、水気を拭き取る。

  2. ホワイトリカー(または焼酎)を注ぎ、しっかり蓋をする。

  3. 直射日光の当たらない場所で3か月以上熟成させる。

  4. お好みで半年〜1年寝かせると、よりまろやかに仕上がる。


飲み方アレンジ・ ロックやソーダ割りで爽やかに・ はちみつやレモンを加えて風味をプラス


キカラスウリの薬用活用

① ひび・アカギレ・シモヤケのケア

  • 熟した果実をすりつぶし、患部に塗り込む。

  • 乾燥が気になる場合は、オイルと混ぜると塗りやすい。

② 腫れ物のケア

  • 生の根をよく洗い、すりおろす。

  • ガーゼや布に包んで患部に貼る。

  • 1日1〜2回交換しながら様子を見る。


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