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カチハジケ

和名:ナツハゼ(ツツジ科)

方言:カチハジケ・ヤマナシ



ナツハゼは、夏から秋にかけて黒紫色の実をつける落葉低木です。青い実のうちは酸味が強いですが、完熟すると甘酸っぱくなり、そのまま食べても美味しく楽しめます。

昭和生まれの河内の川岸ひろ子さんは、ナツハゼの実について**「小さい実だけど甘酸っぱい味がして美味しかった」**と話しており、昔から親しまれてきた山の恵みのひとつです。


ナツハゼの楽しみ方


① そのまま食べる

完熟した実は甘酸っぱく、フレッシュな状態で味わうことができます。


② 果実酒(ナツハゼ酒)

ナツハゼの実を漬け込むと、鮮やかな濃い葡萄色の果実酒に仕上がります。

《作り方》

  • ナツハゼの実(9~10月に採取):500~800g

  • ホワイトリカー:1.8ℓ

  • 砂糖(氷砂糖など):100~150g

  • ナツハゼの実を洗い、しっかり水気を取る。

  • 果実と砂糖を交互に瓶に入れ、ホワイトリカーを注ぐ。

  • 密閉して冷暗所で保存し、3か月以上漬け込む。

  • 漬け終えたら材料を引き上げ、果実酒として楽しむ。

※熟成させるほど風味がまろやかになります。


③ ジュース

ナツハゼの実はジュースにしても美味しく、独特の甘酸っぱさと香り、鮮やかな色を楽しめます。

《作り方》

  1. 完熟したナツハゼの実を水と一緒に鍋に入れ、弱火で煮る。

  2. 柔らかくなったら濾して果汁を取り、好みで砂糖を加える。

  3. 冷やして飲むと、さっぱりとした味わいが楽しめる。


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