カヤ
- はるみ 菊池
- 2月13日
- 読了時間: 1分
和名:カヤ(イチイ科)
方言:カシガヤ

秋になると、カヤの実が土に落ちるので、それを拾い集めます。実を筵(むしろ)で覆っておくと、時間が経つにつれて外皮が自然に腐り、中の種が取り出しやすくなります。その後、実を洗ってしっかりと乾燥させて保存します。
食べる際は、焙烙(ほうろく)で煎り、殻をむいて食べます。香ばしく、栄養価も高く、和え物に加えても美味しく楽しめます。
古老によると、昔は「かけもち」として田や山仕事に出る際の「こびりい」(おやつ)として親しまれていたそうです。その味は素朴ながらも、まさに「ごっつう」(ご馳走)だったと語られています。
カヤの実を使ったレシピ
カヤの実の焙煎(シンプルで香ばしいおやつ)
材料
カヤの実 … 適量
作り方
乾燥させたカヤの実をフライパンまたは焙烙に入れる。
弱火でじっくり煎る(焦がさないように注意)。
皮が割れて香ばしい香りが立ったら、火を止める。
殻をむき、そのまま食べる。
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